筑波山麓で栽培しているつくば市特産の「福来(ふくれ)みかん」を使ったラーメンが20日、同市上ノ室の市立九重小(西山京子校長)の給食に登場した。
市の特産品に親しみを持ってもらうのが狙い。ラーメンは、福来みかんの皮で作った「福来油」を塩味のスープに加え、香り付けした。食育の授業の一環で同小の児童らがむいた皮を使った。給食には、福来みかんの果汁入りのポン酢をかけたサラダも出された。
5年生の教室には市原健一市長も加わり、児童らとの会話を楽しみながらラーメンをすすった。週1回はラーメンを食べるという影山遥希君(10)は「福来みかんの匂いがよくて、麺ももちもちしておいしい」と話していた。
このラーメンとサラダは市内の他の小中学校などでも出される。