一番おいしい牛肉! 那須の小中学校給食に地元ブランド 栃木

 那須町の小中学校7校で29日、ブランド和牛「那須和牛」の牛丼が給食に提供され、児童生徒が地元の味に舌鼓を打った。

 同町と那須和牛振興協議会が子供たちに地元の和牛のおいしさを知ってもらおうと初めて給食の献立に取り入れ、25日から町内の小中学校全13校で順次提供。この日、町立大島小学校では、児童約60人が那須和牛振興協議会の平山忍さん(68)から説明を受けた後、高級和牛で作った牛丼を味わった。

 6年生の斎藤怜桜(れお)君は「軟らかくて一番おいしい牛肉だと思った」と笑顔。那須和牛はJAなすの管内で生産された黒毛和牛で、肉質が一定の基準を超えた特選和牛。今回、牛丼の材料費は通常の2倍以上かかったが、不足分は町と同協議会が負担した。

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