「とりごぼうご飯」がメニューの日は、子どもたちが競うようにおかわりをした。1972(昭和47)年、杵島郡白石町の小中学校で米飯給食が始まった。 「米飯給食に関する専門書もない時代。ご飯がすすむ、飽きのこない献立を考えるのが一苦労だった」。