市立東中と栗原中で9月1日、選択式給食の試行導入が開始された。希望者のみが注文するデリバリー方式で、ざまりんが描かれた専用容器に詰められている。現在の利用率は全生徒の約30%。市は「概ね想定通りの利用率」としている。
教室に給食が届けられると、事前に注文した生徒たちが列をなして給食を受け取った。栗原中1年4組の教室ではこの日、クラスの約半数が初の給食を口にした。残りの半数は家庭弁当を持参。給食は献立をもとに1日単位での注文が可能だが、2カ月前に決める必要がある。
初日の献立は鶏肉のデミ煮と付け合せのパスタ、グリーンサラダと野菜の香り漬けと白米。育ちざかりの中学生に合わせた栄養バランスのメニューだという。
この日給食を食べた篠永昌汰さんは「量が少ないと思っていたが、意外に多くてお腹がいっぱいになった。おいしかったです」と話していた。
この日は遠藤三紀夫市長と金子槇之輔教育長も同席。生徒に混じり、給食の味を確かめていた。
市は施行導入の結果を見て、全校での導入を検討する。時期は未定だという。
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