低支出層の家庭、子供の肥満多く 日本医科大チーム調査
中高校生にあたる12~18歳の子供では、経済水準が低いほど肥満割合が高いことが9日、日本医科大学の研究チームの調査で分かった。家計支出の多いグループと少ないグループでは3倍超の差があった。欧米では親の経済状況が子供の肥満に影響するとの研究結果があり、国内でも同様の傾向が出た。栄養バランスが偏った食生活が原因とみられ、専門家は「食育指導などの対策が求められる」としている。
調査は研究チーム(代表=...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り621文字