給食にプラ片混入、カレー3400食の提供中止 千葉

 旭市教育委員会は16日、市内の給食センターで調理された学校給食のポークカレーにプラスチック片が混入したとして、市内10小中学校で計約3400食のカレーの提供を中止したと発表した。一部の学校では指示が間に合わず給食が始まっていたが、児童や生徒らに健康被害の訴えはないという。

 市教委によると、混入したのはへら状の攪拌器具の一部で、回収したカレーの中から発見された。調理後の洗浄中、調理員が1・5センチほど欠けていることに気付いた。

 センターから連絡を受けた各校は、カレーの配食を取りやめ、残りのメニューの麦ご飯や牛乳、ゼリーなどは提供した。市教委は同日、保護者に配布した文書で「栄養バランスの欠けたものになってしまい、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

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