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給食を通じて食物の知識を深め、感謝の気持ちで食べる取り組みを続ける十日町市松代、市立松代小の学校給食が文部科学大臣表彰を受けた。全国で11校が選ばれ、2019年11月に岡山市で開かれた「第70回全国学校給食研究協議大会」で、阿部浩校長(56)が表彰状を受け取った。【板鼻幸雄】
校内の多目的ホールで全校児童111人がそろって給食を食べるのが同校の特色だ。給食の配膳が整うと、全員で声を合わせ「いただきます」とあいさつする言葉が響く。
まず、友達同士で会話を楽しみながら食べる「食べトーク」。しばしの時間を経て、しっかりかんで食べる「モグモグタイム」を設けている。調理された給食を一品一品、味わいながら食べることと、給食のことや学校生活のことを話題にしながら食べることは、同じくらい大切だと位置付けているのだ。5年生の高橋脩太さん(11)は隣席の同級生と一緒に食べながら「毎日おいしい。給食の時間が待ち遠しい」と笑顔になった。
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