国内最大規模の給食センター完成 滋賀・大津で全中学校に提供

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調理場には1個で約1000食を作れる回転釜が並び、水はけのよい衛生的な設計となっている=大津市栗林町の東部学校給食共同調理場で2019年12月24日午後0時20分、菅健吾撮影
調理場には1個で約1000食を作れる回転釜が並び、水はけのよい衛生的な設計となっている=大津市栗林町の東部学校給食共同調理場で2019年12月24日午後0時20分、菅健吾撮影

 大津市で2020年1月9日から市立中学校全校で学校給食が提供されるのに合わせ、国内最大規模の給食センター「東部学校給食共同調理場」(同市栗林町)が完成した。最新の設備を備えて衛生面が向上したほか、保温に優れた容器で学校まで搬送するため「おいしさ」もアップ。24日のオープニングセレモニーで、越直美市長は「保護者から要望が多かった全市での学校給食が始まる。地産地消で大津の食材を食べてほしい」と話した。

 市立中学校では現在、校内に調理室のある2校を除き、給食は提供されていない。市は子育て世代を応援しようと、市立中学校全校での学校給食化の実施を決定。1984年から稼働し、老朽化が進んでいた旧東部学校給食共同調理場を廃止し、新たな給食センターの建設を18年10月から進めていた。

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