福井)伝統野菜の赤カブ「アカカンバ」が給食に登場

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八百板一平
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 福井県敦賀市の杉箸地区に伝わる赤カブ「アカカンバ」が今月、市立の18小中学校と2幼稚園の給食に登場した。12日は、中郷小学校など4校の児童生徒が、伝統野菜を使ったコールスローサラダを味わった。

 アカカンバは、100年以上前から杉箸地区で栽培されている赤カブ。地元の人たちは漬物などにして味わっている。フランス料理の食材として、東京などにも出荷されている。

 この日は、杉箸アカカンバ生産組合の山口一夫代表(71)が中郷小の4年3組の教室で、アカカンバを手に「中心部までピンクの筋が入っている」「酢でしめるときれいな赤色になる」などと特徴を説明。アカカンバを食べた瓜生沙彩さん(10)は「甘酸っぱくておいしい」。園田龍生さん(9)は「初めて食べた。柔らかくて甘かった」と笑み。

 山口さんは「家に帰って話題…

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