袋井の給食センター表彰 文科省、地場産品使用を評価 昨年度は52%、市内生産者から厚い信頼 /静岡

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
受賞を喜ぶ中部学校給食センターの職員=静岡県袋井市で
受賞を喜ぶ中部学校給食センターの職員=静岡県袋井市で

 袋井市豊沢の市中部学校給食センターが文部科学省の学校給食表彰を受賞した。学校や共同調理場、個人などを毎年顕彰しており、共同調理場部門で全国で4カ所の一つに選ばれた。

 同センターは2013年9月の開設。「地産地消と食育推進」を掲げ、食材に地場産品を積極的に取り入れている点などが評価された。市内の幼稚園と小・中学校計14施設に約5400食を届けている。

 市内には他に2カ所の給食センターがある。中部センター開設に影響を受け、ともに地産地消に取り組んできた。この結果、3センターの食材購入額を袋井市産と市外産で分けると、12年度の袋井市産は41%だったのに対し18年度は52%と11ポイント上昇した。品目別で見ると18年度の袋井市産が40品目に対し市外産は29品目。12年度の市内15品目、市外39品目から逆転した。

この記事は有料記事です。

残り184文字(全文541文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月