ハマ弁普及へ事業者提案募集 横浜市
横浜市は市立中学校に導入している配達弁当「ハマ弁」の普及に向けた事業提案を給食事業者などから募集すると発表した。8月のハマ弁の利用率は5.6%と低迷している。市は年度内をめどに2021年度以降の方向性について決める方針を示している。事業者との対話を通じてサービス改善を図っていく。
10月23日から11月1日まで、事前申し込みがあった各事業者と面会する。現在のハマ弁の献立や注文管理、調理体制、配達体制などについて幅広く意見を求め、21年度以降の実施体制なども提案してもらう。市は利用率2割を目標としている。
市は今後、生徒や保護者らにアンケート調査をするほか、外部の有識者を含めた「横浜市の中学校昼食に関する懇談会」を開き、21年度以降の方向性について検討を進める。20年度前半に給食事業者を選定する計画だ。