地場産物を献立で活用 石垣市給食センター初受賞

初受賞の報告をした石垣市立学校給食センターのメンバーと石垣教育長(左)=7日午後、石垣市教育委員会、(右上)受賞した石垣市の学校給食(学校給食センター提供)

 石垣市立学校給食センターの給食が7月30日に那覇市で開かれた「地場産物を活用した学校給食献立調理発表会」(沖縄県学校給食会主催)で優秀献立賞を受賞した。同給食センターが優秀献立賞を受賞したのは初。受賞を受けて、同センターは7日、市教育委員会事務局で石垣安志教育長へ受賞報告を行い、委託業者の㈱オーディフ社員、嶺井政則主任(47)は「ふだん提供しているものを本番でも同じようにできた」と述べた。
 同発表会は地元食材を使用した献立内容の充実を図ることが目的。

 沖縄県全体から各地区の代表9チームが出場。「味・外観」「栄養的配慮」「地産地消的配慮」「衛生的配慮」「価格や取り入れやすさ」という5つが審査基準。最優秀賞1点、審査員特別賞1点、優秀献立賞2点が選定された。
 ルールは、地元食材を使用し、実際に給食で実施した献立で米、パン、麺のいずれかを選び、制限時間1時間以内で調理する。
 石垣市では、米を選定。「マグロともずくのミックス丼」「冬瓜のすまし汁」「島パパイヤの和え物」で同発表会に挑戦。
 石垣教育長は「これらの給食は、子どもたちみんなが美味しいと思うものだと思う。来年も期待したい」と笑顔を見せた。
 2017年8月から調理業務を石垣市から委託された㈱オーディフの嶺井主任、加屋本憲慎副主任、高江洲秀平副主任が出場。学校栄養教諭の嘉良亜美さん、花原厚子さんが献立指導を行った。
 嘉良さんは「献立に海産物も使えるのが石垣のいいところ。これからもより良い給食作りで地元活性化につなげたい」と意気込んだ。

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