中学給食

川西市教委、準備本格化 南中にセンター 22年開始へ /兵庫

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 川西市教育委員会は今年度、長年の懸案だった市立中学校(7校)での給食実施に向け、準備を本格化させている。川西南中(同市久代3)に全校分を調理する給食センターを建設。設計・建設、維持管理、調理を含めた運営などを一つの民間事業者に委託するPFI方式を採用する。2022年9月の給食開始を目指している。

 給食センターは川西南中第2グラウンドに建設し、敷地面積は約7000平方メートル。計画では、調理能力は1日4100食。日々の献立作りや食材の調達は市教委が行う。また、市立小と同様、週5日の米飯給食が実施できるようにする。

 市教委は06年度、中学校給食の検討を開始。その後、校舎の耐震化や空調導入を優先したが、15年度に検討を本格化。衛生管理がしやすく、初期費用や運営経費などを抑えられる給食センター方式を採用し、昨年度川西南中グラウンドを候補地にさらなるコスト削減につながるPFI方式での実施可能性を調査していた。

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