大阪)台湾卓球のホスト 貝塚の給食で台湾料理

川田惇史
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 東京五輪パラリンピックの開催まで400日となった20日、台湾の女子卓球チームのホストタウンに登録されている大阪府貝塚市認定こども園と小中学校で台湾料理の給食が登場した。子どもたちは給食を食べながら、スポーツの祭典を心待ちにしていた。

 認定こども園では、ルーローハンとビーフンサラダ、小中学校では焼きビーフンがメニューに。市立中央小学校(729人)の5年生の教室では、児童が台湾の位置や旗などを学んだ後、台湾語で「いただきます」と言って給食を食べた。教室には藤原龍男市長も駆けつけて給食を囲んだ。5年の萩原梓紗(あずさ)さんは「ビーフンは野菜もいっぱい入っておいしかった。五輪で台湾の選手の活躍を見るのが楽しみ」と話した。

 同市内には日本生命女子卓球部の拠点があり、卓球を通じた街づくりを進めている。また、台湾とは民間レベルで交流が続いていることからホストタウンに決まった。藤原市長は「五輪を通じて子どもたちに国際交流やスポーツに関心を持ってほしい」と話した。(川田惇史)

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