給食で新元号をお祝い 埼玉・三芳の全小中学校で

新元号を祝う給食を味わう児童たち=7日、埼玉県三芳町立唐沢小学校(同町提供)
新元号を祝う給食を味わう児童たち=7日、埼玉県三芳町立唐沢小学校(同町提供)

 元号が変わり、10連休も明けた7日、埼玉県三芳町の全小中学校で、新たな元号「令和」をお祝いする給食が出された。赤飯に紅白団子、さらに若竹汁と、お祝いムードいっぱいのメニューで、児童たちは新しい時代を祝うかのように楽しそうに味わっていた。

 三芳町は、児童らに「お祝いの食」に関心を持ってもらおうと、新元号を記念した給食を出すことを決めた。7日は立唐沢小学校の4年2組の39人をはじめ、町内の小学校5校と中学校3校で計約3400人がお祝いの給食を堪能した。

 最近は、お祝いとして家庭でも赤飯を食べる習慣が薄れているという。同町の給食センターは「今回の給食で初めて食べた生徒もいた」と話しており、元号の変わったことを機に、子供たちのお祝いの食への関心向上に期待を寄せていた。

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