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校長先生と食べたよ 3月末閉校の鉾田・野友小 全児童、給食で交流

西野功校長(中央)と給食を楽しむ児童たち=鉾田市野友の市立野友小
西野功校長(中央)と給食を楽しむ児童たち=鉾田市野友の市立野友小


今月末で閉校となる鉾田市立野友小(西野功校長)で15日、児童と校長の会食会が開かれ、子供たちが西野校長と給食を食べながら談笑した。

同校はこれまで、卒業する6年生と校長の会食が行われていたが、同校が本年度限りで閉校となり、128年の歴史に幕を閉じることから、西野校長と全校児童43人が学年ごとに日替わりでテーブルを囲むことにした。

この日は2年生5人が給食を手にして校長室を訪問。林耀太朗君(8)の「いただきます」のあいさつで会食が始まり、西野校長と児童たちが日々の関心事や出来事を話しながら、パンやスープに舌鼓を打った。

石津佑基君(8)は「校長室にはたくさんトロフィーが飾ってあって、いつもより緊張したけれど楽しく食事できた」と笑顔。中根美榎乃さん(8)は「校長先生と給食食べて楽しかったことを家の人にも伝えたい」と話した。

休み時間には、児童たちと鬼ごっこなどして遊ぶという西野校長は「子供たちにとってもいい思い出になるのでは。学校は閉校になるが、野友小の子どもたちはどこに行っても自分らしさを発揮してほしい」と児童たちの活躍にエールを送った。(大平賢二)

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