埼玉・杉戸の小学校給食でフランクフルトから針、故意の可能性

 杉戸町教育委員会は20日、町立泉小学校で19日に出された給食で、フランクフルト1本に約4・5センチの縫い針が混入していたと発表した。給食開始後に6年生の男子児童(12)が気付き、けがはなかった。町教委は故意に混入された可能性があるとして杉戸署に届け出た。

 町教委によると、フランクフルトは川口市の製造業者から鶴ケ島市の卸業者が買い付け、給食センターに納入。加熱調理後に6校に計約2300本が配送されたが、同小以外に混入は確認されなかった。

 針は約8センチのフランクフルトの中に隠れるように混入。同小では午前中、別のクラスの家庭科授業で針を使用していたといい、町教委が関連を調べている。

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