学校給食に甘酒? インフル対策に「プリン」寄贈 太良町の食品会社
佐賀県太良町の食品加工会社「タララボ」は28日、2月に発売する新商品「甘酒みるくぷりん」780個を、学校給食用として町に寄贈した。
同社は昨年3月、閉鎖されていた町の物販施設に設立。甘酒製造のほか、特産のミカンを使ったリキュールを開発し、道の駅などでの販売を目指す。新商品は甘酒と牛乳を使い、表面にはクリームをのせた。寄贈はそのPRと、設立時に受けた助成への恩返しを兼ねる。
この冬も、インフルエンザが各地で猛威を振るう。松浦賢治社長は「甘酒は『飲む点滴』といわれる。プリンで栄養をつけてインフルも吹き飛ばして」。
=2019/01/29付 西日本新聞朝刊=