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「激励、祝福を胸に刻み」 筑後地区で成人式 小郡では模擬投票も

 成人の日(14日)を前に、筑後地区の各自治体で13日、成人式があった。晴れ着やスーツ姿の新成人たちが、保護者や恩師から祝福を受けて人生の新たな門出を迎えた。

 久留米市は、小学校区や旧町単位で式典を実施。鳥飼校区コミュニティセンターでは、新成人約80人が出席した。大久保勉市長は「自主自立の精神を持ち、自らの力で人生を切り開いてほしい」と激励した。新成人を代表して大学2年の安徳優真さん(19)は「教訓、激励、祝福の言葉を胸に刻み、成人としての自覚を抱きつつ、社会で活躍できるよう研さんして参ります」と抱負を述べた。小中学校の恩師が祝辞を贈り、祝い太鼓の披露もあった。

 市によると、市内の新成人は、前年度比37人増の3239人(昨年12月1日現在)。

 小郡市の市文化会館であった成人式では、4月7日投開票の知事選や県議選で若者の投票率を向上させようと、実際の投票箱を使った模擬投票もあった。

 市選挙管理委員会が昨年からテーマを決めて開催。今回は「給食」の人気投票で、市学校給食課の職員がカレーなど五つのメニューの“立候補演説”でPR。新成人が好きなメニューに一票を投じた。

 大学1年の緒方萌々花さん(19)は「政治に自分の意見を反映させる意味でも投票は大切。積極的に参加したい」と語った。

 大牟田市の大牟田文化会館であった成人式には660人が参加した。同市の新成人は996人(昨年11月1日現在)で、千人を割ったのは03年度以降初めて。

=2019/01/14付 西日本新聞朝刊=

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