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“篠山の味”給食楽しむ フードステーション開発の黒豆使用

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篠山ならではの給食を楽しむ児童たち。手前のトレーにあるのは丹波篠山茶ごはん(左)と黒豆納豆のかき揚げ(中央)、黒豆みそのみそ汁 拡大
篠山ならではの給食を楽しむ児童たち。手前のトレーにあるのは丹波篠山茶ごはん(左)と黒豆納豆のかき揚げ(中央)、黒豆みそのみそ汁

 兵庫県篠山市特産の黒豆「波部黒」の納豆が入ったかき揚げや黒豆みそのみそ汁、丹波篠山茶のごはんなど地元の産品を使った給食が11月28日、市内の小中学校や幼稚園などで出され、子どもたちは「篠山の味」を満喫した。かき揚げに使った「コベクロ丹波黒納豆」は、需要が限られる小粒の黒豆を活用し、篠山市の日置地区まちづくり協議会と神戸大篠山フィールドステーションが開発。熟成期間を工夫し、粘り気や臭いは通常の納豆より抑えた上で、黒豆の風味と甘みがある商品で、日置地区の農家7人でつくる「コベクロ」が販売している。

 日置地区にある市立城東小学校(108人)ではこの日、黒納豆のかき揚げなどの地元産の食材を使った給食が並んだ。コベクロの向井祥隆取締役が「全国の黒豆の原種は日置地区で生まれた波部黒。黒豆をおいしく食べてもらおうと工夫して納豆を考案した」と説明した。

 城東小学校の児童会長で6年の木戸柊汰さん(12)は「かき揚げは黒豆の風味があり、黒豆みそのみそ汁もいつもと違う味でおいしかった」と話していた。【丸井康充】

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