さいたま市の小中学校、県内シェフ企画の統一給食
埼玉県内のシェフ18人でつくるグループ「シェフクラブSAITAMA」が13日、さいたま市の小中学校約160校向けに同市産食材を使った給食の統一メニューを提供した。市内全校、約10万人で一斉に地元食材の味を楽しみ、食について考えてもらおうと企画した。
市教育委員会や市学校栄養士会と連携。市内産のコメとサツマイモを使ったチキンカレーのレシピを提供した。市内の若手農家でつくるさいたまヨーロッパ野菜研究会がこの日のためにスティックカリフラワーを栽培し、サラダも添えた。
同市は各学校で給食を作っており、統一メニューは初めての試み。シェフたちが調理方法の動画を撮影して各校に配布。カレーは専用のレトルトを用意するなど味の統一感を出した。児童には好評だったという。
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