未利用魚も食べよう 横浜市、小学校で独自給食
横浜市は13日、大きさが不ぞろいだったり漁獲量が少なかったりして一般には流通しない「未利用魚」を使った特別給食を、同市神奈川区内の市立小学校9校で実施する。水産資源の有効活用や魚を食べることの大切さなどを、身近な給食を通じて学んでもらう。
横浜市中央卸売市場と連携して実施する。スーパーや飲食店などに流通しない小イワシを、カレー風味に味付けした揚げものにする。9校の全学年で実施し、6730食の提供を予定している。12月17日には同区内の小学校3校の5年生を対象に、小型のサバのあんかけを出す。
給食の前には未利用魚についての理解を深めるため、関連授業の実施や未利用魚について説明する映像を流すことを予定している。