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阿蘇の実りを学校給食に 地産地消、食育で拡充進む 赤牛ステーキ、シイタケ唐揚げ…

 阿蘇地域の学校給食がおいしく、多彩に進化している。2013年に同地域が「世界農業遺産」に認定されたことなどを機に、地産地消や食育の観点からもメニューの拡充が進む。実りの秋を迎え、ふるさとの味が給食を彩る。

 高森町では17日、地元産の赤牛サイコロステーキが小中学校の給食で提供された。草原の保全と活用の恵みを学ぶ「食育」の一環。特産の大ナス「ヒゴムラサキ」を使ったマーボーナスやサラダもこの時期、好評だという。

 南小国町では24日、生シイタケと鶏肉の南蛮ソースが登場する予定。地元の旬の食材や郷土食を月1回、「南小国の味」として給食で提供しており、これまで「マイタケのハヤシライス」や、ミートソースで味付けしたアスパラガスをパンに挟む「アスパラドッグ」などのメニューが人気を集め、定着しているという。

 南阿蘇村では、地元の新米を使ったくりご飯が25日に提供される予定。産山村では11月に入ると、生シイタケの唐揚げが登場する。量産される旬の肉厚なシイタケを甘辛いタレに絡めた一品。担当者は「シイタケ嫌いの子にも人気だ」と話す。

=2018/10/24付 西日本新聞朝刊=

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