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給食パンで被災地支える 障害者働く店、1日6百個

2018.9.28のニュース

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給食パンで被災地支える 障害者働く店、1日6百個

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 北海道の地震で大きな被害が出たむかわ町では、調理設備が損壊した給食センターに代わり、町内のパン店「むかわ夢風船」が小中学校に給食用パン約600個を届けてきた。夢風船は社会福祉法人が運営し、知的障害者らが働いている。

 夢風船では、道産小麦100%にこだわったパンを手作りしている。6日の地震での被害は比較的軽く、9日に営業を再開した。町内2カ所の給食センターが被災して休止し、18日の学校再開を前に町から協力を頼まれた。レーズンパンやコッペパンなどを日替わりで、1日6時間かけて焼き続けた。

 町教育委員会によると、給食が出るかどうか心配した保護者が多く、「パンを出してくれて、とても喜ばれている」という。給食センターは10月1日に再開予定で、夢風船は地震前と同様に週1回の提供になるという。

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