2018年(平成30年) 8月11日(土)付紙面より
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学校給食の献立料理を作る親子を対象にした料理教室が10日、鶴岡市総合保健福祉センターにこ・ふるで開かれ、鶏肉朝鮮焼きやポテトあんかけなどの人気メニュー作りに取り組んだ。
鶴岡市給食センターが主催し、市内の親子10組27人が参加。初めに給食発祥の地の鶴岡市と同給食センターの取り組みや、四季折々の地場食材について講話を行った後、栄養士や調理師のサポートで地産地消を取り入れた給食献立料理作りに挑戦した。
メニューは人気の鶏肉朝鮮焼きやポテトあんかけ、ほうれん草庄内麩和え、大豆と枝豆のちりめんサラダなど、栄養バランスの取れた8品。2組ずつ班になり献立を分担して作った。
母親ときょうだいで参加した朝暘三小4年の鷲田さゆりさん(9)、同1年の崇太郎君(6)はツナサラダを担当し、キュウリの千切りにも挑戦。「キュウリを押さえる手はグーの形に」など教えてもらいながら、指を切らないように慎重に包丁を入れていた。さゆりさんは「千切りは難しかったけど楽しい。家でも料理をしてみようかな」と話していた。崇太郎君はキュウリの厚さがバラバラでちょっと苦笑いしていた。作ったメニューはバイキング給食として、参加者で楽しく会食した。