戸塚地区センターで8月2日、「食品ロス」の削減を学ぶ料理教室が行われた。
食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすコツを知ってもらおうと戸塚区が企画。親子5組11人が参加した。
この日のメイン料理はカレー。冷蔵庫に残っている野菜などの食材を使い切ってもらおうと、学校給食に関する様々な事業を行う(公財)よこはま学校食育財団がレシピを考案した。当日は同財団のスタッフが講師となり指導。子どもらは真剣なまなざしで包丁を使いジャガイモや玉ねぎなどの野菜を切っていた。完成後の食事会では「自分で作るとおいしい」といった声が聞かれた。
買い物のコツも
またこの日は、横浜市資源循環局の担当者が、横浜市の食品の廃棄状況を説明。特に、買ったままの状態で捨てられる「手つかず食品」が市全体で年間2万t(トン)、市民一人あたり5kg(キロ)の計算になることから「食品を買う際は買い物メモなどを活用し必要な分だけ買いましょう」と呼び掛けた。
参加した名瀬町在住の北原采佳さん(13)は「ダイコンは葉っぱまですべて使い切るなど、食品ロスを減らすことの大切さを学びました」と笑顔で振り返った。
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