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豊橋で親子ら学校給食学ぶ

ひしゃくを使って配食体験をする子どもら=南部調理場で
ひしゃくを使って配食体験をする子どもら=南部調理場で

 豊橋市内の学校給食共同調理場で23日から5日間、小・中学生と保護者らが調理体験などをする「親子フードカルチャー・イン・サマー」が実施された。
 毎年、学校が夏休みに入ったこの時期に行われている人気イベント。今年は石巻町の北部調理場と橋良町の南部調理場の2カ所で、各日とも約50人の親子が参加した。普段は入ることができない調理場で、給食を作る様子を見学・体験したり、調理体験した給食を試食したりして、学校給食作りを知り、もっと関心を持ってもらおうと開催されている。
 27日、市内の小学校14校と中学校6校分の計9000食を作っている南部調理場では52人が参加。ヘアキャップとマスクを着用した親子らが、調理員から説明を受けながら、大きな蒸気回転釜や連続フライヤーなどの調理器具、配ぜん用コンテナや食器洗浄機などを約1時間かけて見学。配食体験では、子どもらが大きなひしゃくを慎重に扱いながら、1回で約1000人分のおかずが作れる回転釜から食缶に移す作業にも挑戦した。試食用の給食作りでは、調理員のもとで本物のミートソースの具を大しゃもじでかき混ぜる調理体験もした。
 初めての夏休みで何か特別なことをさせてあげようと、磯辺小1年の晴基くんと参加した母親の深谷寛子さん(38)は「手を使う力仕事が多いのにびっくりしました。まだ1年生だけど、いろいろ体験して給食のありがたさを感じてくれたらいいなと思います」と話した。
(井嶋義典)

 豊橋市内の学校給食共同調理場で23日から5日間、小・中学生と保護者らが調理体験などをする「親子フードカルチャー・イン・サマー」が実施された。
 毎年、学校が夏休みに入ったこの時期に行われている人気イベント。今年は石巻町の北部調理場と橋良町の南部調理場の2カ所で、各日とも約50人の親子が参加した。普段は入ることができない調理場で、給食を作る様子を見学・体験したり、調理体験した給食を試食したりして、学校給食作りを知り、もっと関心を持ってもらおうと開催されている。
 27日、市内の小学校14校と中学校6校分の計9000食を作っている南部調理場では52人が参加。ヘアキャップとマスクを着用した親子らが、調理員から説明を受けながら、大きな蒸気回転釜や連続フライヤーなどの調理器具、配ぜん用コンテナや食器洗浄機などを約1時間かけて見学。配食体験では、子どもらが大きなひしゃくを慎重に扱いながら、1回で約1000人分のおかずが作れる回転釜から食缶に移す作業にも挑戦した。試食用の給食作りでは、調理員のもとで本物のミートソースの具を大しゃもじでかき混ぜる調理体験もした。
 初めての夏休みで何か特別なことをさせてあげようと、磯辺小1年の晴基くんと参加した母親の深谷寛子さん(38)は「手を使う力仕事が多いのにびっくりしました。まだ1年生だけど、いろいろ体験して給食のありがたさを感じてくれたらいいなと思います」と話した。
(井嶋義典)

ひしゃくを使って配食体験をする子どもら=南部調理場で
ひしゃくを使って配食体験をする子どもら=南部調理場で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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