大阪震度6弱

ガス復旧遅れ 11万戸止まったまま

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
雨に備え家屋の屋根を覆うブルーシート=大阪府高槻市で2018年6月19日午前8時14分、本社ヘリから加古信志撮影
雨に備え家屋の屋根を覆うブルーシート=大阪府高槻市で2018年6月19日午前8時14分、本社ヘリから加古信志撮影

 大阪府北部を中心に震度6弱を観測した地震で、電気や水道といった生活インフラの復旧が進む中、ガスの供給再開の遅れが際立っている。大阪ガスによると、茨木、高槻両市を中心に20日時点で約11万戸への供給が止まったまま。全面復旧は25日以降になる見通しで、被災者は今も不自由な生活を強いられている。なぜ、時間がかかっているのか--。

 住宅が建ち並ぶ、茨木市大住町地区。銭湯「山水温泉」は19日夜、多くの市民でにぎわった。「昨夜は電気ポットで湯を沸かし、体を拭いた。こういう時、ガスのありがたさがよく分かる」。家族4人で入浴に来た近くの看護師、青木寛子さん(33)は笑顔を見せた。

この記事は有料記事です。

残り741文字(全文1027文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月