ラグビー

元HCカーワン氏が日本代表にエール NZ代表事前キャンプ地・柏市で児童とも交流

ラグビーのニュージーランド代表が事前キャンプで使用する柏市立柏の葉小学校を訪れ、児童から渡された握力計を握るジョン・カーワン氏(中央)=31日、千葉県柏市(奥村信哉撮影)
ラグビーのニュージーランド代表が事前キャンプで使用する柏市立柏の葉小学校を訪れ、児童から渡された握力計を握るジョン・カーワン氏(中央)=31日、千葉県柏市(奥村信哉撮影)

 ラグビーの元ニュージーランド(NZ)代表選手で、日本代表ヘッドコーチ(HC)も務めたジョン・カーワン氏(53)が31日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で初の8強入りを目指す日本代表にエールを送った。NZ代表の事前キャンプ地に決まった千葉県柏市で記者発表会に出席し、「日本のスタイルを発揮できれば必ず勝ち進んでいける。自国開催のプライドがさらにチームを強くしてくれる」と太鼓判を押した。

 同じNZ出身のジェイミー・ジョセフ現代表HCを「世界最高のコーチの1人」と持ち上げ、「以前より一貫して高いレベルでプレーできている」とサンウルブズのスーパーラグビー参戦効果も指摘した。

 かつて選手として所属したNECの拠点が柏市に隣接する我孫子市にあった縁で今回、NZ協会との橋渡し役を担った。「(柏市の選定理由は)提供してくれる施設面が大きい。チームは毎日いいパフォーマンスができるだろう」とW杯3連覇を狙うNZ代表の活躍に期待を寄せた。発表会後は19年9月10~14日の事前キャンプで代表がプールと体育館を使用する市立柏の葉小学校を訪れ、児童と給食をともにするなど交流を深めた。

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