精神科病院での虐待通報・相談を受け付け 神奈川県などが専用窓口を開設
24/4/21(日)18:23
神奈川県や県内３つの政令市は、精神科病院で患者に対する虐待を防ごうと、通報や相談ができる専用の窓口を開設しました。
神奈川県によりますと、この窓口は、ことし４月から法律が改正されたことに伴って設けられました。
改正された法律では、精神科病院で働く人から虐待を受けたと思われる患者を見つけた人は、県や政令市に通報することが義務付けられています。
県などが設けた窓口は、そのような通報のほか、自分や知人が受けている行為は虐待ではないか、という相談もできるということです。
県の窓口では、政令市以外の市町村から通報や相談を受けつけることにしていて、連絡を受けると県は事実を確認し、病院への改善命令など必要な手続きをとるということです。
県の担当者は、「通報が義務化されたので、窓口があることを知って活用してほしい。
これまで相談しにくかった人にも相談してほしい」と話しています。
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