再編交付金、名護市に交付へ 防衛局長が渡具知市長に説明


この記事を書いた人 志良堂 仁
再編交付金について説明する沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長(右から2人目)と名護市の渡具知武豊市長(同3人目)=23日午後3時すぎ、名護市役所

 【名護】沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は23日、名護市役所を訪れ、渡具知武豊市長に米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、事業の進展に応じて支給される再編交付金について「交付に資する」として、2017年度分から交付する手続きを始めると説明した。

 渡具知市長は「給食費の無償化など名護市の経済発展のため財源が必要になるので活用していきたい」と答えた。辺野古の移設工事が進むことについては「法令にのっとって市として対応する」として、今後、工事が進む上で必要となる手続きに対応していく考えを示した。【琉球新報電子版】