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野菜高値 給食現場は工夫で乗り切る

社会

公開:2018年2月23日

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公設青果市場(酒匂)の様子
公設青果市場(酒匂)の様子

 野菜の値段が高い状況が続いている。今週初め、キャベツが小田原市内のチェーン店で1玉400円を超えた。秋の台風で天候不順だったことに加え、年明けからも冷え込み、野菜が育ちにくい状況にあった。例年3月には価格が低くなるが、今年は地元産野菜の流通も遅れる見通し。

 小田原青果市場によると、今年2月中旬の卸値で大根やキャベツ、ほうれん草の卸値(中値)が昨年比の約1・7倍〜2倍程度。キャベツは昨年1kg150〜170円程度だったのが、今年は270円〜324円だった。卸関係者からは「生産者から遅れの声も聞こえる。雨が降って気温が上がらない育たない」「1月の雪が影響している。雪をかぶると傷んでしまう」。

 学校給食の現場では高値の波を創意工夫で乗り切ろうとしている。地元の青果店と提携する箱根中学校は「給食費は値上げできない。先々の献立や食材の情報を早めに業者に送り、確保している」。箱根の森小学校では値段が比較的安定している玉葱や人参、じゃがいもなども積極利用。葉物の一部は質の良い冷凍野菜を探し出し、児童全員に均等に野菜がいきわたるよう以前よりも細かく刻むよう心掛けているという。

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