オコッペ

受刑者が焼いたコッペパンで給食 島根・浜田

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受刑者が作ったコッペパンを配る児童=島根県浜田市旭町丸原の市立旭小学校で2018年1月25日午後0時31分、横井信洋撮影
受刑者が作ったコッペパンを配る児童=島根県浜田市旭町丸原の市立旭小学校で2018年1月25日午後0時31分、横井信洋撮影

 島根県浜田市の市立旭小学校と旭中学校で25日、旭小近くの官民協働運営刑務所「島根あさひ社会復帰促進センター」(あさひ)の受刑者が職業訓練で焼いたコッペパンを利用するパン給食が始まった。「オコッペ」(お子様用のコッペパン)の愛称を付け、今後も毎月1回、2校でパン給食を継続する。パンの提供は刑務所と地域の連携の一環。子どもたちが給食で食べることを聞き、受刑者の励みにもなっているという。【横井信洋】

 あさひでは2009年から半年コースの職業訓練「パン職人課程」がスタート。毎回、受刑者約30人がパン製造を基礎から習得している。コッペパンは1日に約1600個を製造し、主に受刑者の朝食用にしている。広島市での矯正展や地元の旭ふる里まつりでは2個100円で販売され、人気商品という。

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