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学校給食における食物アレルギー対応について

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食物アレルギーとは

食物によって免疫反応が過剰に反応して引き起こされる症状です。

食物アレルギー疾患では、短時間に重篤な症状に至るアナフィラキシーを起こすことがあり、命に関わる大変危険な疾患です。

学校給食での対応

これまで大切な命を学校で預かっているという認識のもと、対象の児童には原因となる食品を除いた「除去食」を提供してきました。

文部科学省、京都府教育委員会からの指導

指導を受け、乙訓医師会と協議を行い、平成30年度からはさらに安全性を高めるために対応を充実させます。

  1. 医師の診断による「学校生活管理指導表」の提出をしてください。「学校生活管理指導表」の用紙は学校にあります。次年度も除去食対応を希望する場合は、次年も指導表を提出してください。
  2. 特定食品及び特定食品に準ずる28品目のうち、除去に対応する食材は、給食で使用する食品17品目です。それ以外の食品について除去が必要となる場合は、除去食対応を行いませんので、ご家庭からお弁当等の持参をお願いします。
  3. 段階的な除去ではなく、除去するかしないかの完全除去で対応します。したがって卵が除去食品の場合、卵を含むすべての献立が除去対応食となります。今まで食べられていた献立が食べられなくなることもありますが、学校給食における食物アレルギー対応全体の安全性向上となることをご理解ください。

完全除去の例

卵が除去の場合、マヨネーズ除去、揚げ物の衣除去、スープの溶き卵の除去、ウズラ卵の除去、お好み焼きの生地の卵除去など卵を使用しているすべてを除去します。

なお、1つの献立で除去対象食材が2つ以上ある場合、いずれも除いたものを1品作ります。

平成30年度より順次中学校給食が始まります

小学校と同様に対応を行います。

除去を希望される場合は、生活管理指導票の提出が必要です。詳しくは、給食開始までに各中学校で行う個別の面談にてご説明します。

学校での対応の様子

給食で使用している食器

給食で使用している食器
市の花木きりしまつつじと紅葉の模様入り

アレルギー対応の除去食用食器

アレルギー対応の除去食用食器
誤配をしないように、ピンクライン模様

別のお鍋にとりわけ

アレルギー原因食材を入れる前に別の鍋に取り分けます。

別の調理従事者による調理

取り分けた鍋は、アレルギー原因食材に触れていない調理従事者が除去食として調理を担当します。

配食用専用容器

除去食用食器に配食し専用容器に入れ、児童の名前と原因食材を記入した札を貼付し、誤配を防ぎます。

受取り確認

除去食がある時は、担任が除去食を確認し受取りのサインをします。担任は、直接児童に除去食の入った容器ごと渡します。