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給食に虫の死骸混入 全て学校での再加熱後

2017年11月21日 19:17
給食に虫の死骸混入 全て学校での再加熱後

 福岡県の田川市で学校給食に虫の死骸などの混入が相次いだ問題で、調査結果が明らかになった。

 田川市では今年4月から7つの中学校で弁当形式の給食を導入したが、4月から9月までに髪の毛や虫の死骸など54件の異物混入があった。給食は福岡市内の業者が1食ずつ作って各学校に搬入し、校内で再加熱して提供されていた。

 田川市教育委員会は異物がいつ混入したか、業者に検査を委託。その結果、虫の死骸の混入は全てが学校での再加熱後で、髪の毛の混入は7割が校内での再加熱後だったという。

 田川市教育委員会は混入の多くが校内で起きた可能性が高いとして、校内の清掃など衛生面の徹底を指導するとしている。