東京の小学生が給食で食べているコメが生産されている三条で稲刈り (2017.9.18)

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三条産のコメを給食で食べている東京都・荒川区立第二峡田(はけた)小学校の児童が三条市との交流事業として16、17日の1泊2日で三条市を訪れ、北五百川の棚田での稲刈りや三条産食材の食事、和釘づくりなどで三条を体感した。

稲刈りを体験する荒川区立第二峡田小の児童が
稲刈りを体験する荒川区立第二峡田小の児童が

三条産のコメを首都圏で知ってもらうキャンペーンの一環で2009年から行っている交流事業。現在は荒川区と調布市の5校が三条産米を給食に使っており、昨年1年間で計12.7トンを出荷している。

第二峡田小は当初から給食に三条産米を使っており、現在は週3日ていど給食に出る。11月ころには三条市のコメの生産者や市職員などでつくる「おにぎり隊」が同校を訪れて、児童と一緒におにぎりを作るなど交流を続けている。

かまを使って昔ながらの手作業でイネを刈る
かまを使って昔ながらの手作業でイネを刈る

今回、三条市を訪れたのは、希望した4年生と5年生の児童38人と教職員5人の計43人。5年生のうち15人ほどは昨年に続いて参加した。

初日18日は午後から下田地区の北五百川の棚田でのコシヒカリ収穫を体験した。北五百川の生産者など有志10数人がかまを使った昔ながらの手作業の稲刈りを児童に指導した。児童は、イネの束を片手でつかんで、根元にかまをあてた。ざくっと1回で切れる感覚をつかむと作業のスピードもアップし、ズボンや長靴を泥だらけにして黙々と作業に集中した。

思わぬお宝のトノサマバッタをゲット
思わぬお宝のトノサマバッタをゲット

イネを天日干しする「ハザ掛け」も体験した。ここでもこつをつかむと「最初より楽になってきた」、「どんどん楽しくなってきた」と汗を光らせていた。

棚田ではトノサマバッタやトカゲを見つけては目を輝かせ、棚田を見下ろす場所から大きな声で「やっほ〜!」と叫び、元気いっぱい。昨年に続いて参加した5年生の女の子は、「おいしいご飯が食べたくて、ことしも申し込みました」と三条で食べるご飯の味が忘れられなかった。

はざ掛けも体験
はざ掛けも体験

「いい湯らてい」では来館者を前に学習発表会を開き、荒川区の紹介や三条市について調べたことなどを発表。入浴と夕食をすませて「よってげ邸」に宿泊した。翌17日は、庭月庵「悟空」で朝食、三条鍛冶道場で鍛冶体験、大島の農産物直売所「ふるふる」で燕三条の老舗6社が開発した「燕三条弁当」の昼食を食べて午後、新幹線で帰路についた。


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