焼津の病院で28人が食中毒 静岡

 県は23日、焼津市大覚寺の「コミュニティーホスピタル甲賀病院」で15日に院内施設で調理された給食などを食べた入院患者や職員ら28人が下痢や腹痛の症状を訴え、食中毒と診断されたと発表した。

 患者は同市や藤枝市の26〜96歳の男女で、全員快方に向っているという。

 県中部保健所の調べによると、患者や食品(ホウレンソウ)から食中毒の原因となる土壌菌「ウエルシュ菌」が検出された。同保健所は、同病院給食施設に23日から当分の間、業務の禁止を命じた。

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