日本ハムは10日、2軍本拠地を置く千葉・鎌ケ谷市内の小中学校全14校で、給食時間に放送される構内放送に大谷翔平投手(23)ら3選手が登場すると発表した。

 「食べる喜び」を基本テーマに「ファイターズ鎌ケ谷スタジアム20周年記念事業」の一環として実施される。強い体を育む日本ハムの「勇翔寮」のメニューの一部が学校給食に取り入れられるほか、大谷のほかに上沢、堀の3選手が自ら食生活について語るメッセージが13日に市内全中学校、14日に市内全小学校で放送される。

 当日の学校給食には日本ハム(株)中央研究所著「北海道日本ハムファイターズの応援ごはん」掲載メニューの中から「鶏肉のトマトソースがけ」「アスパラサラダ」「コロコロ野菜のコンソメスープ」が採用される。

 各選手による構内放送で流れるメッセージの一部は以下の通り。

◆大谷「僕が好きな給食メニューは米粉パンでした。モチモチとした食感が大好きで、チョコレートクリームをつけて食べるのが大好きでした。給食の献立に両方がそろう日をとても楽しみにしていました」

◆上沢「子供のころは特に野菜の煮物が苦手でしたが、僕が今、食事で気をつけていることは意識的に野菜を多く摂ること。学校給食の思い出はきなこ揚げパンですね。またいつか食べてみたいですね」

◆堀「給食で大好きだったのは焼きそばです。今気をつけていることはバランスを重視した食事。食事のおかげで朝もスッキリ起きられるようになり、体調も良くなりました」