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立川市の集団食中毒 21日から給食再開へ

2017年3月16日 3:41

 先月、東京・立川市の小学校で集団食中毒が発生した問題で、市は、今月21日から給食を再開することを決めた。

 この問題は、先月、立川市の小学校7校で、給食センターから提供された給食を食べた児童ら1000人以上がノロウイルスに感染したもので、メーカーの下請け業者が素手でノリを加工したことが原因だった。

 立川市は、給食センターを利用している小学校13校で給食を停止していたが、このたび再発防止策をまとめ、21日から給食を再開することを決めた。

 再発防止策では、食材の生産・加工を委託した業者の有無や、衛生管理状況を明確にし、文書で提出することなどを義務づけている。

 また、集団食中毒の原因となった『きざみのり』については、「使用するかどうかは慎重に検討する」としている。