稀勢の里の母校、茨城・龍ケ崎の長山中、「ちゃんこ鍋」給食に舌鼓 「おいしくてびっくり」

稀勢の里の母校、茨城・龍ケ崎の長山中、「ちゃんこ鍋」給食に舌鼓 「おいしくてびっくり」
稀勢の里の母校、茨城・龍ケ崎の長山中、「ちゃんこ鍋」給食に舌鼓 「おいしくてびっくり」
その他の写真を見る (1/2枚)

 第72代横綱の稀勢の里(30)=牛久市出身、田子ノ浦部屋=が12日開幕の春場所に挑むのを前に、母校の龍ケ崎市立長山中(同市長山)で7日、給食に「ちゃんこ鍋」が登場した。野菜がたっぷり入った栄養満点なメニューに、新横綱の後輩たちは舌鼓を打った。

 相撲部屋の食事に欠かせない料理で、稀勢の里も食べている「ちゃんこ鍋」を子供たちにも味わってもらおうと、初めて給食の献立に加えた。ちゃんこ鍋は、ニラやゴボウ、ニンジン、白菜、エノキに、鶏団子やなると、豆腐、しらたき、油揚げが入ったしょうゆ仕立て。国産食材をメインに扱い、調理している。この日は市内6カ所の公立中学校に約2300食が提供された。

 長山中2年3組の教室には、生徒の机の上にちゃんこ鍋をはじめ、レンコンのきんぴら、塩麹(しおこうじ)とカレーで漬け込んだ焼きサバ、ごはん、牛乳が並んだ。「稀勢の里の春場所の優勝を願って、いただきます」のあいさつで食事が始まると、周囲から「うまい」と感嘆の声が上がった。

会員限定記事会員サービス詳細