給食トピックス

2018年度世界学校給食デーの冊子 My Food Cookbook に佐賀県神埼市の給食レシピが掲載されました!

3月15日の2018年国際学校給食デー(International School Meals Day 2018)を記念して制作された学校給食に関する冊子「My Food Cookbook」に佐賀県神埼市学校給食共同調理場のレシピが選出、掲載されました。

 国際学校給食デーはスコットランド政府が主導するチルドレン・イン・スコットランド(Children in Scotland)が主催し、国連世界食糧計画(国連WFP)や米国農務省など世界各国政府の学校給食行政機関が後援しているイベントで、世界各地で実施されている学校給食についての様々な情報を共有し、給食がもたらす恩恵や、子供たちの食を取り巻く環境への関心を高めるための日であり、今年で6年目となりました。

 今回、日本から初めて世界的なコンテストに応募した神埼市学校給食共同調理場は、昨年12月に開催された第12回全国学校給食甲子園の特別賞(子ども審査員特別賞)を受賞しており、今回Cookbookに掲載された給食レシピも、全国学校給食甲子園で受賞した献立の中から「ぶた肉のかわりフライ」が選出されています。

 この豚肉のかわりフライには、衣に同市で作られたそうめんをつけカリッと揚げ、ソースには県産のみかんで作られたジャムが使用されています。

 国際学校給食デーの公式サイトだけでなく、英国の料飲サービス企業VERDICT社のニュースサイトでは、栄養教諭の阿部先生の受賞コメントも英文で掲載されています。

 阿部先生には今回の選出について改めてコメントをいただきました。

学校給食甲子園の決勝大会が終わりほっとしていたところに、「応募してみませんか。」というお電話をいただきき、国際コンテストなんて、そんなすごい大会に?という気持ちで応募を決めました。すると、まさか、このような嬉しい報告をいただけるとは思ってもおらず、とても驚いています。

学校給食は、成長期の子どもたちに心身の健康を図る栄養バランスのとれた食事を提供するだけでなく、教育活動の一環として取り扱われています。給食が生きた教材として活用されるよう、これからも、魅力ある給食作りを頑張りたいと思います。また、多くの子どもたちに給食を通して、食事の楽しさ、望ましい食習慣、食文化などを知ってもらい、心に残るような給食作りに励んでいきたいです。

 日本の学校給食が世界でも認められているという共通認識はありながらも、言葉の壁がありなかなか現場からの情報発信できない現実があります。時間がなくてそれどころではない、という方も多いかと思いますが、今回のように実行すれば結果がついてきますし、それを実感できることが示せたことは意義があると考えます。

 また、そのこと以上に、学校や地域への広報活動を通して「世界に認められた」という学校給食への理解と住民としての誇りも醸成できるものと考えます。

給食ひろばとしてもこのようなチャレンジを積極的に支援していきたいと思いますのでお気軽にご相談ください。

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