給食トピックス

第12回食育推進全国大会 inおかやま《講演会・セミナー編》

平成29年6月30日、7月1日に開催された「第12回食育推進全国大会 inおかやま」に行ってきました。

食育推進全国大会は、農林水産省が主催となり「食育月間」の中核的行事として、国と地方自治体との共催によって開催される全国規模のイベントです。

今年のテーマは、
食育は人づくり!みんなでええ『食』を次世代へ
~桃太郎のまち岡山から 未来へつなげる食と健康~」です。

 

 

 

開会式では、農林水産大臣政務官の細田健一様を始めとする、多くの来賓者から挨拶のお言葉を頂きました。

同時に、平成28年度から第3次食育推進基本計画がスタートしたことから新たに立ち上がった「食育活動表彰」の第1回目の表彰式も行われました。
従来の食育推進ボランティア表彰よりも表彰の対象者を拡大し、ボランティアのみならず、教育活動または農林漁業、食品製造・販売等の事業活動を通じて食育を推進する優れた取り組みを表彰するものです。

食育活動表彰

 

 

今回は261件の事例の中から、特に優れた取り組みを行っている6件の個人・団体に対して農林水産大臣賞、優れた取り組みを行っている13件に対して消費・安全局長賞が授与されました。

第1回食育活動表彰 事例集

 

 

その後、数々のシンポジウムや講演が開催されました。

「おいしい食で体をつくろう」
~子供に食体験・農林漁業体験を!~

 

 

北京オリンピックメダリストにして食育活動に熱心に取り組まれている朝原宣治さんをはじめとする
福岡市高取保育園 園長 松枝智子さん
(株)山雅ファブリカン、おかやま農業女子 山下希さん
映像作家 VIN OOTAさん
らが、食体験・農業体験が子どもたちにどのような影響を与えるのか、どう育ててくれるのかをお話しになっていました。

高取保育園といえば、映画「はなちゃんのみそ汁」の実際のモデルとなった安武はなちゃんが通っていた保育園。この保育園は給食のみそ汁のみそ作りを園児が行うことが当たり前です。給食を玄米和食に切り替えてからもう20年以上たち、アトピーなど食物アレルギーで悩む子どもたちはその給食の効果によって数か月で改善が見られるそうです。

その保育園のドキュメンタリー映画「いただきます みそをつくるこどもたち」の監督を務めるのがVIN OOTAさん。玄米、みそ汁の伝統的な和食で育っていく子どもたちの様子を通じ、映画全体を通して「食べること」、「自分でつくること」の大切さを伝えています。

そして岡山県で15年以上も葡萄栽培をしている山下希さん。子どもたちに葡萄の栽培を経験させることで、成長する過程と葡萄も「生きている」ということを身を持って体験させていました。

 

 

 

「連携と人づくり」食育の推進事例から考える

 

 

 

 

 

 

食育活動表彰事例発表があり、受賞者から
①NPO法人 霧島食育研究会 理事長 千葉しのぶさん
熊本県立大学 地域連携・研究推進センター 食育推進プロジェクト 特任講師 本田藍さん
いばらきコープ生活協同組合 組合員理事 市原るり子さん

講演「連携と人づくり」では
講師の女子栄養大学名誉教授 足立己幸さん
を迎えて行いました。

どの団体も地域(行政・学校・ボランティア・組合等)との連携を重要視し、そこのくらしに寄り添った食育を行っていました。食に関する問題はそれぞれの年代によって異なるが合わさることで互いを補い合えます。

そして足立先生は「栄養・食教育・食育とは」についてこうおっしゃっています。
“人々がそれぞれの生活の質と環境の質のよりよい、持続可能な共生をめざして、食の営みの全体像を理解し、その視野・視点で食生活を実践し、かつ可能な食環境づくり・仲間づくりをすすめる力を育てるプロセスである。

栄養・食の専門家とはこれらについて、科学的根拠を、課題にあわせて再構成し、活躍する人や組織である。”

食育は受け身だけではなく、発信する側も経験させること。連携をつくる力も育てる必要があるとのことでした。

 

 

 

 

 

 

続いては、この大会で一番の人気だった特別講演

 

さかなクンのギョギョッとびっくりお魚講座

 

 

 

 

 

 

魚の絵がたくさん描かれている白衣を着て登場!

 

魚の説明をしながら絵を書き、クイズに正解した子にはその絵をプレゼントしていました。さかなクンがいかに魚を愛しているかとっても伝わると同時に短時間の講義で魚の知識がいっぱい増えました!

 

 

鰆は身がとってもやわらかいので、雑に持つと身崩れを起こしてしまうことや今は食中毒を起こすので禁止されていますがフグの肝臓は食べると絶品物であるなど教えていただきました。

実際にタコや鰆を持ってきて、たこの口がどこにあるのか、鰆の歯とても鋭いことなどを見せていただきました。

 

最後にはすばらしい絵とともにご自身の番宣もしっかりと(笑)

 

1時間半ずっとお話しをされていましたが、魚についての話の引き出しがたくさんあることに驚きでした。止めなければいくらでも話せてしまいそうなさかなクンの話術に魅了されっぱなしの1時間半でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後は料理研究家の土井善晴さんの記念講演

「食生活は未来の家族への投資」

 

 

『食べることは生きることではなく、料理をすることが重要なのです』とおっしゃっていました。
料理をすることは人間にしかできないですものね。

 

 

 

 

 

2日間でたくさんの方の講演を聞くことが出来ました。それぞれの講師から色んな視点で”食”についての考えを聞くことができました。
多様なライフスタイルが広まっている現代で国民一人一人がどのように”食”に向き合っていくかがとても大事になってきています。
ただ「食べる」ということでは片づけられないですね!

 

講演のみならず、他にも展示やステージイベント等もありました。
それらはまた別でご紹介いたします。

 

 

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